アメリカ本土やハワイへ90日以内の滞在をする際(アメリカでの乗り継ぎを含む)はESTA(電子渡航認証システム)の申請が必要になります。
アメリカへ行く際に必要になるこのESTAですが、実はグアムへの渡航の際は45日以内の観光であれば必要ありません。
グアム旅行でESTA申請をするメリットとデメリット
必須ではないグアム旅行でのESTA申請。申請するメリットとしては‥
① 飛行機の中で書く書類が少なくて済む
グアムに入国する際、入国書類が「グアム税関、検疫申請書」を家族で一枚書くだけでOK!1人一枚記入が必要なI-736が必要ありません。
② 入国審査が早く済む
グアムの入国審査は混雑します。ESTAがあることでESTA専用レーンを利用でき、入国審査の待ち時間を短縮することができます。
一方でESTA申請のデメリットは‥
① オンライン申請に手間がかかる
オンラインで細かく一人一人の情報を登録する必要があるので、慣れていないと時間がかかります。
② 申請料がかかる
ESTAの申請は大人も子どもも1人14ドルかかります。申請すると2年間有効ですが、パスポートを新しくするとまたESTAも申請し直さないといけません。
私たちはESTAを申請してグアムへ行きました。
小さい子ども連れてあまり入国に時間もかかりたくないし‥
ということで私は事前にオンラインでESTAを申請してグアムへ行きました。
申請は慣れないこともあり家族4人分の申請に少し手間取りましたが、無事に申請完了。申請が承認されるまで1〜2日ほどかかりました。
そしてグアムへ!
ESTAを申請したことにより、機内では税関検疫書類を一枚だけ書けばよかったのでラクでした。
なんですが、肝心のグアムでの入国審査。
韓国からの便と重なりかなりの混雑。そしてESTAレーンの方が普通のレーンよりも長い列‥時期は6月頭の週末です。
結局ESTAを取得したことにより、より入国審査に時間がかかるという残念な感じになりました。
まあ、これはそのときの状況によってなので何とも‥ですね。
2年内に再びグアムやハワイなどへ旅行へ行く場合のメリット
グアムではそんなに必要性を感じなかったESTAですが、ハワイやアメリカ本土へ行く際は申請が必須です。私も2年内にハワイへ行きたい!(願望)と考えているので、ESTAはあってもいいかなと思い今回は申請しました。
それにESTAを申請するメリットがもう一つあります。
ESTA有効期限中にまた再びアメリカ本土(ハワイ・グアム含む)を訪れる場合、セルフサービスの入国審査を利用することができるんです。
パスポートのスキャンや写真撮影、指紋の登録などを自分で行うことで、審査時間を短縮することができます。
グアムでもこのセルフサービス機は全然並んでいなかったので、一番スムーズに入国できる方法ではありそうです。
ハワイの入国も時間がかかるので、セルフ機での入国は便利ですね。
実際どうするのがいい?
で、結局グアムへ行くのに実際どうするのがいいのか‥
2年以内にアメリカへ行くことがないと思われるのならば、グアム旅行では基本的にはESTAは必要ないのかなと思います。
機内で配られる入国審査の際に1人一枚必要な書類(I-736)は人数が多いと全員分書くのがなかなか大変ですが‥
実はこの書類(I-736)事前に申請してコピーし、書類にサインしておけば機内で書く必要がなくなります。それを持参し入国審査の際に提示すればオッケーです。
こういった事前申請などを利用すれば旅行時の負担は少なくて済みます。
入国審査にかかる時間に関しては、時期によって特に繁忙期はある程度の待ち時間は覚悟した方がよさそうです。
グアムへは中国や韓国からのLCC便も多数就航しているので、そういった便と重なるとより順番待ちの列は長くなります。
中国はESTAの制度を受けられない国なので、例えば中国の人たちが一斉に旅行する春節の時期(2月前半)などにグアムへ行く際はESTAを申請することによって待ち時間を軽減することができますね。
ESTA申請は旅行する時期が繁忙期かどうか、また今後2年内にアメリカへ渡航する予定があるかどうか‥
それによって決めるのがいいかもしれませんね^^
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