子連れでの海外旅行、最大の難関はなんといっても飛行機!!
国内移動の1〜2時間であれば、どうにかしのげるものの、海外までのロングフライトをどうやって乗り切ろうかとお悩みのパパ、ママも多いはずです。
ぐずったり、泣いたりせずにいい子にできるかな‥
周りに迷惑かけないかな‥
と不安は尽きません。
でもしっかり対策をしていけば、大丈夫!
親も子供も飛行機で快適にすごす為のコツや方法、ご紹介したいと思います!
赤ちゃんや子供が飛行機で泣いたりぐずるのはどうして?
飛行機に乗ると特に離陸後や着陸前に泣いている赤ちゃんや子供をよく目にします。どうしてなのでしょう?
飛行機に乗ると大人も気圧の変化で耳が詰まったような感じになりますよね?
離陸時、中耳は気圧変化で空気が膨張するためそのような違和感を感じます。山の山頂でポテトチップスの袋がパンパンになるのと同じことが耳の中でも起きているのです。
大人であれば、あくびをしたり唾を飲み込んだりして耳抜きをすることができますが、赤ちゃんや子供にとってはこの耳抜きが難しく、耳に違和感や痛みが出て泣いてしまう場合が多いのです。
しかし子供は「泣く」ことで耳管が開き、耳に空気が入り痛くなくなるそうです。子供が無意識にやっている耳抜き方法だとも言えます。
泣かれる前に、グズられる前にできる対策
泣くことで痛みは解消されるとはいえ、静かな機内で泣かれるのは困ってしまいますね‥
そうなってしまう前にできる対策をいくつかご紹介します。
飴やジュース、哺乳瓶などを用意しておく
うまく耳抜きができない子供の場合、飴を舐めたり、飲み物を飲むことで防ぐことができます。赤ちゃんの場合は哺乳瓶で飲ませたり、授乳をしてください。
タイミングは離陸時は飛び立ってから、着陸時は飛行機が下降し始める着陸30分前くらいから与えるといいでしょう。すぐに取り出せるように用意しておいてくださいね。
飛行機用の耳栓
飛行機用の耳栓を付けることで耳にかかる圧を軽減することができます。子供用もあります。
子供はこの手のものを嫌がることが多いので、前もって耳栓を付けさせたりして慣れさせておくといいかもしれませんね。
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くしゃみをさせる
くしゃみをすることも、耳にかかる圧を軽減してくれます。
ティッシュなどでこよりを作って、鼻をコショコショ刺激してみてください。
私も実はあまり耳抜きが得意な方ではなく、飛行機に乗る際は痛みこそないものの違和感を感じることが多いです。どうしても耳抜きできないときにやってみたくしゃみは私にはかなり有効でした。
子供も親も少しでも快適に機内ですごすには‥
子供はじっとしていられない生き物です‥
機内では自由に身体を動かすこともできないですし、大声で騒いだりすることもできませんから、長時間のフライトは子供にとってストレスがかかりますね。
また親にとっても色々と気を使ったり心配したりで思った以上にストレスがかかるものです。
少しでも負担が減らせたらいいですよね。
夜便を選ぶ
飛行機に選択肢があれば、夜便を選ぶというのが一つの方法。子供が寝つく時間帯に搭乗すれば、子供がぐっすり寝てくれる率が高くなります。
親も一緒に寝られることで、飛行機でぐったり疲れた‥ということがありません。
我が家もハワイへのフライトは深夜便で、搭乗してしばらくは興奮していたもののすぐに寝付き、着陸まで爆睡でした!
ただ、夜泣きされると静かな機内で泣き声が響き冷や汗もの‥ではありますが‥
子連れでの飛行機、より快適にすごせる座席を選ぶ
窓際の座席
外の景色が見える窓際の席は子供が喜びます。
うちの子たちは飛び立ってしまうと外の景色にすぐに飽きてはしまうので、早々長くは景色効果は続きませんが‥
窓際の席の場合は子どもを窓側にし、通路側に大人が座り、勝手に通路をウロウロされないようにブロックします。
窓際の座席は、赤ちゃん連れの場合も授乳をする際は人目に付きにくいので窓際がオススメです。
後方の座席
どうしてもじっとしていられない子供は周りに迷惑をかけない程度に機内を散歩するというのもアリです。
その場合、前方の座席よりも後方の座席を選択するのがいいかと思います。後方にはトイレやちょっとしたスペースもあり、泣いたりしたときに退避場所として使えます。前方よりも人の行き来も少なく、人目を気にすることなくすごせます。
前方が壁の座席
前が壁の座席も足下が他の座席よりも広いので人気です。前に座席がないので、子供が席を蹴って前の人に迷惑をかけるということもありませんし、スペースが広いので子供がちょこんと座って遊ぶスペースとしてもいけます。
赤ちゃん連れだとこの席限定でバシネットといって赤ちゃんが寝る場所が確保できるのでオススメです。バシネットは事前の申請が必要です。利用する航空会社に問い合わせてみてください。
我が家は使用してみました。↓こんな感じ。ちょっと窮屈そうではありますが。
離陸、着陸の際にはバシネットの使用ができないのと、荷物も前のスペースには置けないのでご注意を。
退屈な機内で楽しくすごせるオススメグッズ
長時間のフライト、退屈しないように子供が楽しくすごせるグッズを持参しましょう。
本やおもちゃ
お気に入りの本やおもちゃを厳選しておきましょう。
あまり重くなくてかさばらないものがいいです。
また子供が好きそうな新しいおもちゃを買って隠し持っておき、飛行機の中で出すというのも手です!
ちなみに我が家はこのおもちゃで大盛り上がりでした!ボードの上に魚を並べて釣るという単純なゲームです。釣り竿の紐の先が磁石になっていて、マグネットの魚がピタっとくっつきます。
後ろの席に座っていた子供まで参加してくるという食い付きよう 笑
ただ魚が結構小さいものなどもあるので、機内で散らばる危険性大ですが‥
薄くて持ち運びもしやすいしオススメです。本屋さんやネットでも販売されています。
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タブレット
ゲームなんかができるタブレットも子供の退屈しのぎにグッドです!
子供が好きそうなゲームやアニメなんかを入れておけば、子供は夢中です。子供にそんなものを見せて‥なんていう冷たい視線は気にしない笑
飛行機に乗る際はいつもAmazonのKindle fire HDを持参しています。旅行先でもWifiのある場所ではネットも使えるので、大人も意外と重宝します。
DVD、DVDプレーヤー
下の息子は今トミカが大好き!国内移動でもトミカのDVDとDVDプレーヤーは必須になっています。動きたい盛りですが、これがあれば結構間が持ちます。
少々かさばるのが難ですが‥
事前に充電を満タンにしておくことと、それから充電器も忘れずに‥
おやつ
いざというときの為に普段食べさせないようなおやつを持参します。
我が家の場合はグミやラムネ、ソフトキャンディーなど。普段あまりそういったお菓子は食べさせないのですが、飛行機の中では例外にしています。
子供は飛行機だと普段食べられないお菓子が食べられるので、それも旅の楽しみの一つになっているようです。
ただ、子供は甘いものを食べ過ぎるとハイになってしまうので、ほどほどに‥
フルーツなどは甘いお菓子のようには血糖値が一気に上がりすぎることもなくオススメです。ドライフルーツなどもいいですね!
うちの子どもたちは梅が大好きなので、カリカリ梅も必ず持って行きますよ。
飛行機に搭乗する前の過ごし方
飛行機で快適にすごす為には搭乗する前の子供とのすごし方も大事です。
飛行機に搭乗する前のすごし方、また搭乗前にしておいた方がいい点などをいくつか挙げておきたいと思います。
キッズスペースを利用して思いっきり遊ばせる
長時間の飛行機、乗ってしまうとあまり自由に動き回ることができないので、せめて搭乗前には空港内やキッズスペースで思いっきり遊ばせてあげたいですね。
空港によって大小様々、また有料、無料のキッズスペースがあるので、ご利用の空港をチェックしてみてください。私は利用したことはありませんが、新千歳空港の有料キッズコーナーを利用した知人はとてもよかったと話していました^^
成田空港 第一ターミナルに3ヶ所、第二ターミナルに5ヶ所あります。
羽田空港 国際線には出発コンコースに2ヶ所あります。
関西国際空港 第一ターミナルに4ヶ所、第二ターミナルに1ヶ所あります。
中部国際空港セントレア 国際線は搭乗待ち合い室に1ヶ所あります。
新千歳空港 有料、無料のキッズコーナーが4ヶ所あります。
レストランで食べさせてお腹を満たしておく
お腹が空きそうな時間帯の場合は、機内食があるから大丈夫と思わず、空港内で食べさせておいてください。機内食はいつ出てくるか分かりませんし、小さい子供の場合お腹をすかせてグズることも多々あります。
飛行機が見えるレストランで食べさせながら、今からあの飛行機に乗るよ〜と子供の心の準備をさせておくのもいいかもしれません。
お腹いっぱい食べれば、あとは眠たくなる‥はず?
オムツ替えやトイレ
搭乗前にはオムツ替えをしたり、トイレを済ませることも忘れずに。機内のトイレにはオムツ替えのシートがある場合もありますが、狭くてなかなか使いづらいものです。
まだオムツが取れてあまり間もないような子供はトイレも近かったりするので、オムツを履かせておくと離陸時にトイレ!と言われても焦る心配がなくなります。
必要なものを分けておく
搭乗してすぐに必要になるものなどはいつでも出せるように手元に持っておくバッグに分けて入れておきます。
例えば、飴や飲み物など耳抜き用に使うもの、本やおもちゃなどの飛行機に乗ってすぐに使う本やおもちゃ、着替えやオムツ、ウェットティッシュなども。
機内は寒いことも多いので、子供用にも上からサッと羽織れるものを入れておくといいと思います。赤ちゃん連れであれば、ママが赤ちゃんも一緒に包めるケープなどが授乳するときにも役立ちます。
周りへの声かけも大事!
飛行機に乗った際に、前後左右の人に一声かけましょう。
「子供連れでご迷惑をおかけするかもしれませんが‥」
それだけで印象が全然違います。
親がキチンと対応してるかしていないかという印象で、途中やむを得ず騒がしくしてしまっても仕方がないと思ってもらえたり、また逆にクレームになってしまったり。
飛行機でしっかり睡眠を取って旅行やビジネスの為に備えたいという人もいるので、そういった周りへの配慮はとても大事です。
最後に‥
子連れで飛行機に乗るのはなかなか大変かと思います。
でも親が心配しすぎてカリカリしてしまうと子供にもそれが伝わってしまうもの。
搭乗するまで時間にもゆとりを持ってすごし、「しっかり準備もしたし、大丈夫!」という気持ちの余裕を持つことも大事です。
ご紹介した対策はほんの一部で子供によって当てはまらない場合もあるかもしれませんが、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
では、楽しい子連れ旅行を!
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