頂上を目指して、自分の足で一歩一歩進んでいく山登り。
頑張ってたどり着いた頂上からの景色は最高だし、やり切ったという満足感、達成感は頑張った本人にしか味わえません。
道は平坦ではなく山あり、谷あり。目の前に大きな岩が立ちはだかっていることも。
それを乗り越えて頂上へとたどり着く。
山登りはまるで人生のよう!!
山好きの父の影響で、私も小さいころから山をよく登りました。
父親との思い出は山ばかり。
- クタクタに疲れた後、山小屋で食べたソフトクリームが美味しすぎたこと
- 山で野宿して、落ちてきそうなくらいの満天の星空を眺めたこと
- 朝の雲海と日の出の景色がキレイで感動したこと
- 山で天気が急変し目の前を雷が横向きに走って命の危険を感じたこと
自然の美しさや厳しさも父に連れていってもらった山で学びました。
そういったことが私の人生の大切な財産。
何か困難に直面したときに、踏ん張れるカテとなっている気がします。
私の4歳、7歳の子どもたちも小さいころから山歩きにどんどん連れ出しています。
子どもたちも山が大好き。自然の中に入ると途端にイキイキ♪野生に戻ります笑
自然の中には子どもの好奇心をそそる刺激がいっぱい。
いつもは近場の低山ばかりを登っているのですが、今年は少しハードルを上げて大分の九重連山へ子どもたちと行きました。
九重連山は九州でハイカーにとても人気のある山。
その中の初心者向け、牧ノ戸峠から扇ヶ鼻へのコースを歩きました。大人の足だと往復約3時間ほど。
ルンルンでスタートした4歳の息子。
最初のダラダラ続く登りに早速、もう疲れたぁ〜歩きたくない〜と言いつつ‥
蝶やトンボを追いかけたり、大ミミズを捕まえたり、珍しい色の石を拾ったり。
梯子や岩が出てくると俄然やる気!!
途中、ミヤマキリシマのキレイなピンクの花畑も堪能。
時々休憩をはさみながら、ようやく頂上へ。
頂上からは周りの山々が一望。とっても気持ちいい!!頑張った人にしか味わえない景色、頑張ったご褒美!
オレやったぜ!的なちょっと誇らしげな後ろ姿 笑
下りは同じ道を引き返します。
下りも、もう歩けない〜と言いながらも、最後までしっかり自分の足で歩ききりました。3時間ちょっと。母は頑張った子どもたちにちょっと感動!
そして、ご褒美のソフトクリームが美味しい!
頑張って歩いた道のり、頂上の景色、美味しかったソフトクリームの味。
忘れないでほしいな〜。
子どもたちは、「とっても疲れたけれど、楽しかった!また登りたい!」と。
やり遂げた経験って自信にもなりますね。
親子での山登りはたくさんの成長の機会を与えてくれます。
親子で一緒に頑張った!楽しんだ!そんな思い出はきっと子どもの人生の糧となってくれるはず。
高い山でなくても、低い山でも、または自然がいっぱいの公園歩きからでもいいと思います。
親子で楽しんでみませんか?
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