テレビでも時々取り上げられ、話題の無水鍋「バーミキュラ」。
水を加えなくても野菜の水分で調理ができてしまう優れものです。
我が家も娘が離乳食の頃から、かれこれ6年ほど愛用しています。
最小限の調味料で、野菜のうまみを最大限に引き出してくれるこのお鍋。
おかげで子供たちは野菜が大好き!
6年間使ってみて感じたこのお鍋の魅力、また使い方のコツ、メンテナンスなどをまとめてみました^^
バーミキュラの魅力
ルクルーゼやストウブなどの海外製のホーロー鍋も人気ですが、こちらのバーミキュラは日本製。一つ一つ職人さんによる手仕事で丁寧に作られたものです。
カラーも淡く優しい色合い。塗装は身体に害のあるカドミウムを使用していないので安心して使えます。
私が購入したのはオーブンポットラウンドの22センチ、パールピンクのバーミキュラ。
注文したときは半年待ちで、12月に注文して6月にようやく届きました。
その人気の秘密はなんといっても、
鍋に食材を入れれば鍋の力で美味しい料理ができてしまう!ということ。
高い気密性と遠赤外線効果で食材の組織を壊すことなく全体を加熱するので、料理が美味く仕上がります。
野菜、特に人参や大根は甘くなり固さもちょうど良く仕上がりますし、芋系はほくほく、タマネギもとろーんと甘い!
カレーは水を加えることなく野菜の水分だけでできてしまいます。タマネギは3個くらいは入れますが、野菜をたっぷり食べられるのも嬉しいです。
ごはんもふっくらつやつや美味しく炊けるので、炊飯器いらず。
バーミキュラで作った料理は子供の食い付きが違います。
だって本当に美味しいんですから!
また見た目も可愛くて、そのまま食卓にドンと置いてもサマになります。
もうこのお鍋手放せない!
サイズ、カラーのラインナップ
サイズやカラーのラインナップも様々。
クリーム、グリーン、ブルー、ピンク、ブラック。
いずれもカドミウム使用しない、優しい色合いのものばかり。
サイズは用途や家族の人数によって選ぶといいと思います!
【14センチ】オーブンポットラウンド
小ぶりなサイズのバーミキュラです。
離乳食作り、ちょっとした副菜なんかを作るのに便利なサイズ。
- 直径:14センチ
- 深さ:6.5センチ
- 容量:0.85リットル
- 重量:1.8キログラム
【18センチ】オーブンポットラウンド
1〜2人分の料理を作るのに便利なサイズです。
ごはんも3合まで炊けるので、炊飯用としても重宝します!
- 直径:18センチ
- 深さ:8センチ
- 容量:1.75リットル
- 重量:2.6キログラム
【22センチ】オーブンポットラウンド
私が持っているものと同じサイズのお鍋です。
4人分の料理を作るのにちょうどいい定番サイズのバーミキュラ。
- 直径:22センチ
- 深さ:10センチ
- 容量:3.5リットル
- 重量:4.2キログラム
【26センチ】オーブンポットラウンド
たっぷりサイズで家族が多い場合はこちらがオススメ!
パーティー料理なんかにも重宝します。
- 直径:26センチ
- 深さ:11センチ
- 容量:5リットル
- 重量:4.9キログラム
【26センチ】オーブンポットラウンド SUKIYAKI
- 直径:26センチ
- 深さ:8センチ
- 容量:3.7リットル
- 重量:4.5キログラム
使い方のコツ
普通のお鍋とは少し扱い方が違います。弱火調理が基本です。
強火は使いません。
私も最初は火加減が慣れずに強すぎる火力(鍋がカタカタなって蒸気がシューっと出るくらい)で加熱して、焦げ付いてしまったり、また水分が全部蒸発してしまったり、ということはありました。
鍋から蒸気がゆらゆら出る程度の弱火が調理の基本。
コンロによっても火力は違うと思うので、何回か使ってみて加減に慣れるといいかなと思います。
あとは素材から出る水分(ダシ)が自然の調味料となりあれこれたくさん入れなくても美味しい。最初は調味料の加減に迷うので、バーミキュラのレシピ本などを参考にしながら色々と作ってみるのがいいかもしれません。
バーミキュラでよく作る定番メニュー
我が家の定番、バーミキュラでよく作るオススメをご紹介します。
温野菜
温野菜は野菜の美味しさがしっかり味わえます。我が家の定番メニュー!
温野菜の場合はほんの少量水を入れ、下にクッキングシートを敷いてから野菜をどんどん入れていきます。
軽く塩こしょうをして弱火で30分弱。野菜は何でも好きなものでOKです。
バーニャカウダソースなどを添えれば立派な一品料理!野菜がほくほく甘い〜!これだけで野菜が主役になってしまいます。子供たちも大好きでよく食べてくれます。
作る‥というか野菜を切って入れるだけ。完全に鍋まかせのメニュー。何のコツもいりません笑
枝豆もホクホク美味しく仕上がります。
無水カレー
一番のオススメはやはり無水カレー!
水を入れずに野菜の甘みとうまみたっぷりの水分だけで作るカレーは絶品です。
タマネギは2〜3個使います。半分は粗みじん切り、もう半分はスライス。この日はタマネギ、ナス、人参、トマト、鶏肉を入れて作りました。水分の出やすいタマネギを下に敷いて、あとは適当に鍋に食材を入れ込んでいきます。
弱火で30分ほど煮込めば、水分が出てきます。あともうひと煮込み。
1時間くらい弱火でコトコト煮込んだら、子供の分を取り出してカレールーを入れます。ルーを入れずにコンソメと塩こしょうでスープにしても美味しいです。
野菜の水分がとても甘いので、ルーは辛めのものでちょうどいい。
野菜のうまみ、栄養もたっぷり身体に優しいカレーの完成です!
つやつやご飯
ごはんを炊いても美味しい!
10分中火、13分弱火、13分蒸らし。炊きあがりはお米が立っています。
つやつやごはん。ごはんが美味しいとホントに幸せですね〜!
使い方の注意点、メンテナンス
バーミキュラは全体はホーロー加工されているのですが、鍋とフタが合わさるフチの部分は加工がされていません。
この部分はしっかりと水を拭き取ってあげないとすぐに錆がきてしまいます。鍋を洗ったら水分を拭き取り、食用油を塗ったり、また紙を挟んで保管しておくといいですよ。
食洗機も使えないことはないようですが、手洗いが基本です。
私もやってしまったことがあるのですが、洗ったあとの空焚きは厳禁。あまり長いこと空焚きをしてしまうとホーローにヒビが入ってしまうことがあります。
またバーミキュラは鉄の鍋にコーティングがされたホーロー鍋。ぶつけたりといった衝撃でホーローがはがれてしまうことがあります。
私も大事に使ってはいますが、鍋自体が結構重たいので洗う際や仕舞う際にぶつけてしまい、ところどころはがれてしまいました‥ホーローのデメリットではありますね。
外側なので調理には全く支障がなくそのまま使ってはいます。
ですが、バーミキュラはリペアサービス(有料)というものもあります。
ホーローを一度剥がしてから、もう一度イチからホーロー加工し直すというサービスで、新品同様になるそう。その際に色を変更することも可能です。
さいごに
素材のうまみを存分に引き出してくれるバーミキュラの鍋。
今まで作っていた料理が鍋を変えるだけで格段に美味しく仕上がります!
我が家の子供たちは本当に美味しそうに食べてくれます。
素材の味をしっかりいかした料理を小さいころから食べていれば味覚も育ちます!
食べることが大好きな上の娘は味覚も私以上にしっかり育ってくれていて、料理に入れた隠し味の調味料なんかも言い当ててしまうほど。
食育は大事ですね〜。
小さい子供がいるご家庭でぜひお試し頂きたいです♪
食材入れてゆっくりコトコト、お鍋まかせで美味しいものができあがるので忙しいママにもオススメです!
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