子連れでの旅行で心配なことの一つは
「無事に病気にならずに旅行へ出発できるかどうか」
ではないでしょうか？
飛行機もホテルも、普通何ヶ月も前から予約しているものですが、子供の数ヶ月先の体調を予測することは不可能。でも楽しみにしている旅行、キャンセルするのは残念すぎますよね‥
我が家もシンガポールへ行く前に子供が風邪で熱を出し、出発前はヒヤヒヤものの１０日間をすごしました。
キャンセルにしないといけない場合は‥最悪のケースも考え一通り色々と調べました^^;
もし旅行がキャンセルになった場合にどう対応したらいいのか、またそうならないようにするための旅行前の体調管理の方法などをまとめてみました。
旅行前に子供が病気に‥
５歳の娘、２歳の息子の子供２人連れでシンガポール旅行へ出かける１０日前のこと。
娘とガイドブックを眺めながら、シンガポールで何しよう？何食べよう？そんな話しをしていたとき、ふと娘の顔がほわんとしているのに気がつきました。おでこに手を当ててみると‥むむ熱い。
あー‥39度ありますけど‥。
病院へ行って診察してもらい、ヒトメタニューモという聞き慣れないウイルスであることが判明。どうやら幼稚園で流行っていたみたいです。
冬であればインフルエンザや嘔吐下痢などなど感染病のオンパレードなので病気をもらってこないように要警戒しますが‥
初夏ということで完全に油断していました。
１週間ほど高熱や咳が続き‥ようやく治った！！と思ったら。
今度は下の子が同じ症状。あぁ、同じように症状が続けばこの旅行はキャンセルかなぁ‥
体調不良で旅行キャンセルする場合
体調管理をしっかりしても、どうしても体調が改善せず旅行をキャンセルせざるを得ない場合もあるかもしれません。そんな場合に旅行代金は返金してもらえるのでしょうか？
航空券のキャンセル（ANAの場合）
まずは航空券のキャンセルの場合。キャンセルの場合の手続きやキャンセル料はどのようになっているのでしょうか？
国内線をキャンセルする場合
予約していた便が出発する前までにキャンセルや取り消しをすれば、手数料かからずに全額払い戻ししてくれます。
また予定便出発日から３０日以内の便へ変更することも可能です。
その場合は医師の診断書などの提出が必要になります。
ANA電話窓口、またはANA国内線空港カウンターで対応可能。
国際線をキャンセルする場合
国内線とは少し違って国際線は航空券の予約クラス、運賃規約によっても対応が変わってくるようです。
予約クラスによっては払い戻し不可の航空券もありますが、医師の診断書を提出することで全額払い戻し、または他の便へ変更することも可能な場合もあります。
まずはANA国際線 電話窓口へお問い合わせしてみましょう。
特典航空券のキャンセル
我が家は今回ANAマイルを使ってスターアライアンス提携便のシンガポール航空で特典航空券を発券しました。特典航空券の場合の対応はどうなるのでしょう？
特典航空券のキャンセルの場合は、予約していた便が出発する前に予約取り消しをすれば、払戻手数マイル１人3000マイルで特典航空券を発券したマイル、未使用の税金や料金等を払い戻してもらえるようです。
ただし、払い戻し時にマイルの有効期限が切れているものは戻ってきません。
キャンセルやお問い合わせはANAマイレージクラブ サービスセンターへ。
ホテルのキャンセル
ホテルのキャンセル条件はそれぞれのホテルによって、また予約したプランによって異なります。前日までキャンセル可能な場合もあれば、キャンセル不可の場合もあります。
例えばexpediaなどの予約サイトでは、キャンセルができないプランだとかなりお得に予約することができますが、キャンセルせざるを得ない場合でも返金できません。
子連れ旅は直前まで何が起きるか分かりませんから、少々割高になってもキャンセルや変更できることを前提に予約をした方がいいかと思います。
パッケージツアーのキャンセル（海外ツアー）
旅行会社でパッケージツアーを申し込んでいた場合のキャンセル料は会社によって若干違ってきます。JTBとHISは以下の通り。
JTB
出発の14日前～3日前までは旅行代金の20%、旅行開始日の前々日～当日までは旅行代金の50％のキャンセル料がかかります。
HIS
30日前〜3日前までは旅行代金の20%、出発の前々日〜当日までは旅行代金の50%のキャンセル料がかかります。
両会社とも２日前から５０％キャンセル料が発生します。家族分ともなると結構な金額になりそうですね‥
キャンセル料を補償してくれる保険も！
HIS限定のサービスにはなりますが、キャンセル料を補償してくれる保険もあります。
心配な場合はこういったサービスを利用するのもいいかもしれませんね。
こちらの記事で詳しく書いています↓
旅行前の体調管理
せっかく楽しみにしている旅行。できるだけキャンセルにはしたくないですね。
旅行前は大人も子供も体調管理がとっても大事です！！
必要のない外出は控える
旅行前はこれに尽きます‥
特に冬の時期なんかは、どこでいつウイルスをもらってくるかも分かりません。インフルエンザなんかにかかったらまず飛行機に乗れませんからね‥
極力、必要のない外出や人ごみを避けることが一番です。
手洗いうがい
不用意な外出は控えるといっても、子供が幼稚園や保育園、小学校に行っていたり、大人だって仕事をもちろん休めませんよね。
まずは外から帰っての手洗い、うがい！！は基本です。緑茶や番茶などに塩をひとつまみ入れてうがいするといいですよ。
またちょこちょこ緑茶を飲むのも喉の殺菌に効果的だそうです。
睡眠をしっかり摂る
しっかり睡眠を摂ることも大事です。早寝早起き、生活のリズムをしっかりつくり、体調を整えておきましょう。
また空気が乾燥している場合は加湿器を使うのがオススメ。空気が乾燥していると風邪のウイルスも空中に舞ってしまい、口や鼻から入りやすくなってしまいます。湿度を５０％以上に保てば９５％ものウイルスは活動できなくなるのだとか。
寝具を清潔に保ったり、寝室の環境を整えて、質のいい睡眠が取れるようにしましょう。
風邪予防の食べ物
身体の免疫を高めてくれる風邪予防の食べ物も積極的に摂りましょう。
肉、魚、卵、豆腐などのタンパク質、緑黄色野菜やフルーツ、ナッツに多く含まれるビタミン類、また発酵食品である納豆やヨーグルト、味噌なども積極的に摂ることで身体の免疫を高めてくれます。
ちょっと喉が痛いときには殺菌効果の高いマヌカハニーがオススメです。我が家も必ず常備しています。マヌカハニーは癖があるものが多いですが、こちらのものは濃厚でありながら後味すっきり。とても美味しいです。スプーンでそのまますくって舐めたりします↓
体調が悪いときには葛湯にショウガの絞り汁やマヌカハニー入れたものを飲んで身体を温めると調子がよくなります。身体を温めてくれるだけでなく、胃にも優しいので胃腸の調子が悪いときにもオススメ。
我が家の子供たちはリンゴジュースで作った葛湯を好んでよく飲んでくれます。
葛湯もスーパーでは片栗粉や砂糖などが入ったものが多いので、葛粉100%のものを選んでくださいね。
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結局我が家の旅行は‥
上の子の風邪がうつって発熱した下の息子。
旅行出発４日前。上の子が完治までに１週間かかっているので、もう旅行は厳しいかも‥と覚悟もしつつ。
旅行に望みをかけ、病院やマヌカハニーにもお世話になりつつしっかり休養させていたところ前日にはすっかり完治！
病気前よりむしろ元気いっぱいパワフル、、
よかった。
というわけで無事にシンガポールへ旅立つことができました。
出発するまで、冷や汗ものの１０日間でした^^;
さいごに
子供は突然熱を出したり、風邪を引いたりしてしまうものです‥
万が一に備えて、キャンセルしなければならなくなる場合でも損失をできるだけ少なくできるように、ホテルや航空券予約の際はキャンセルや変更可能なプランを選ぶようにしておくと安心ですね。
そして家族みんなが楽しみしている旅行へ無事出発できるように、旅行前はしっかり体調管理に気をつけましょう。もちろんパパ、ママも！
家族みんな元気に旅へ出かけられますように☆
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