栗の季節!
今年もお隣りさんから立派な栗を頂きました。
頂いた立派な栗で渋皮煮を作るのがここ近年の恒例となっています。
栗の皮を剥いて、コトコト煮て‥
なかなか手間と時間がかかるけれど、そんな時間も結構好きです^^
丁寧に作るとなんだか栗に愛着もわいてきて、大事に美味しく頂こうという気になります。
栗の小さな実の中には炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養がとても豊富。
また渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノール、タンニンが多く含まれます。
皮ごと頂く渋皮煮は栗の栄養を丸ごと摂れますね。
今回はやさしい甘さがほっとする栗の渋皮煮の作り方をご紹介します。
栗の渋皮煮の作り方
<材料>
- 栗 500g
- きび砂糖 300g
- 重曹 小1
今回は栗を1キロ頂いたので半分を渋皮煮にしました。
砂糖は鬼皮を剥いた栗の重量の60~70%の砂糖を使用します。
今回は500gの栗に対して60%の300gの砂糖を使いました。
砂糖はお好みのもので大丈夫ですが、きび砂糖だと優しい甘さの渋皮煮に仕上がります。
① お湯に浸す
栗に沸騰したお湯をかけ、冷めるまで浸しておきます。
大体2時間ほど浸していました。
② 外側の皮を剥く
浸しておいた栗の皮が少し柔らかくなったところで、外側の固い鬼皮を剥きます。
少し包丁で切り込みを入れると割とスルッと剥けます。
煮た時に煮くずれてしまうので、白い実が出てしまわないように気をつけてくださいね。
こうなってしまったものは栗ごはん行き↓笑
③ アク抜きをする
水に重曹小1を入れて、栗のアク抜きをします。
アクを取りながら、中火で10分ほど煮ます。最初はお湯が真っ黒に。
10分煮たら、お湯を捨てて今度は重曹を入れずに10分煮ます。
このお湯を捨てて煮る工程を2〜3回繰り返します。
お湯がこれくらいの透明な紫色くらいになれば、ようやくアク抜き完了!
④ 固い皮を取り除く
固い皮やスジなどを爪楊枝やふきんで丁寧に取り除きます。
一つ一つ大変ですが‥美味しい渋皮煮になってもらう為に♪
⑤ 砂糖を入れて煮る
鍋に栗とひたひたの水を入れて、砂糖の半量を入れて煮ます。
⑥ 残りの砂糖を入れて煮る
残りの砂糖を入れて、落としぶたをして煮ます。
煮くずれないよう、木の落としぶたではなくペーパーなどの柔らかいものを使います。
20分ほど弱火でコトコト、煮汁がトロッとなるまで煮ます。
⑦ 冷ましたら完成!
そのまま冷まして味が染みたら完成。
手間をかけた渋皮煮。大事に頂きます!
さいごに
秋のごちそう、栗の渋皮煮。
多少手間はかかるけれど、出来上がったときの達成感と美味しくできたときの満足感。
毎年、秋の実りに感謝する恒例のイベントです笑
出来上がった優しい甘さの渋皮煮にほっこりします。
立派な栗が手に入ったら、ぜひ作ってみて下さいね!
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